解説:
3:クオンティフェロン法は、2007年に新たに保険適用となった結核の血液検査であり、結核の感染について評価できる検査であるので、診断に用いられる。
クオンティフェロン法(QFT検査)は、BCGには反応しない特異蛋白ESA-6、CFP-10を血液に作用させると、結核菌感染者のリンパ球ではインターフェロンγが放出されることを利用して、結核感染の有無を評価する方法である。
1:肺結核は、ほとんどの場合患者からの飛沫感染によって起こるので、接触感染の頻度が高くはない。
2:結核菌の感染よって起こる一次結核症の頻度は、初期感染の経過の後で、初期変化群の被膜内に生き残っていた結核菌が個体の抵抗力の低下時に再燃する二次結核症より少ない。
4:糖尿病合併患者では、抵抗力が低くなるので再発率は高い。