臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 肺気腫について正しい記述はどれか(21回) 肺胞の胞隔に線維化をきたす CO2ナルコーシスをきたす 呼気は短縮する 肺機能検査で残気量が減少する 前の問題 次の問題 解答:2 1.肺胞の胞隔に線維化をきたす 2.CO2ナルコーシスをきたす 3.呼気は短縮する 4.肺機能検査で残気量が減少する 解説: 肺気腫は、肺胞壁の破壊的変化によって肺胞が拡大したものであり、高炭酸ガス血症が持続することにより、高酸素投与で呼吸中枢の刺激が抑制されて呼吸の停止をきたす2:CO2ナルコーシスになる。 1:肺胞の胞隔に線維化はきたさない。 3:呼気は、短縮ではなく延長する。咳、運動時息切れ、喘鳴、喘息発作、動悸、浮腫などがみられる。 4:肺機能検査で、残気量は減少ではなく増加する。 その他に1秒量、1秒率の低下、動脈血酸素分圧の低下などがみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test