臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 肺癌患者にみられる所見と浸潤部位の組合せで正しいのはどれか(25回) 嗅声ー交感神経 顔面浮腫ー上大静脈 縮瞳―反回神経 腰痛―横隔神経 前の問題 次の問題 解答:2 1.嗅声ー交感神経 2.顔面浮腫ー上大静脈 3.縮瞳―反回神経 4.腰痛―横隔神経 解説: 肺癌患者にみられる1:嗄声は、縦隔リンパ節転移による反回神経の障害によって起こる。 腫瘍が2:上大静脈も大静脈を圧迫することにより、顔面、頚部および上肢の浮腫が出現する。 肺尖部への浸潤により頚部交感神経節が障害されると、ホルネル症候群(3:縮瞳、眼瞼下垂、眼球陥凹)を生じる。 進行すると、他臓器、脳、骨へ転移し、骨転移による1:腰痛などもみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test