臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 狭心症について正しいのはどれか(23回) 心電図ではP波の変化が特徴である 発作時にはニトログリセリンが有効である 冠攣縮型による狭心症は日中に起こりやすい 不安定狭心症は心筋梗塞へ移行しにくい 前の問題 次の問題 解答:2 1.心電図ではP波の変化が特徴である 2.発作時にはニトログリセリンが有効である 3.冠攣縮型による狭心症は日中に起こりやすい 4.不安定狭心症は心筋梗塞へ移行しにくい 解説: 心筋へ酸素を供給する冠動脈が動脈硬化などで血管内腔の狭窄をきたした結果、酸素供給ができなくなり、心筋虚血により胸痛が生じることを狭心症と呼ぶ。 心電図所見ではST部分の異常を示し、発作時の治療としては、安静または2:ニトログリセリンの舌下投与やスプレー噴射が効果的である。 3:血管攣縮による狭心症は、夜中から明け方にかけて胸痛が出現する。 また4:不安定狭心症は急性心筋梗塞に移行する危険性のある狭心症であるのに対し、安定狭心症はいつも同じ程度の運動で狭心症が出現することから、安定した狭心症ともいえる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test