臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 発性アルドステロン症でみられるのはどれか(22回) 高マグネシウム血症 低ナトリウム血症 アシドーシス 血漿レニン活性低値 前の問題 次の問題 解答:4 1.高マグネシウム血症 2.低ナトリウム血症 3.アシドーシス 4.血漿レニン活性低値 解説: 原発性アルドステロン症は、コン症候群ともいい、副腎皮質の腫瘍などの病変によってアルドステロンの分泌が増加するので血漿アルドステロン値が高値になり、高血圧をきたし、4:血漿レニン活性低値もみられる。 1:高マグネシウム血症はみられず低値を示す。高値は腎不全、副腎皮質機能低下症(アジソン病)、甲状腺機能低下症などでみられる。 2:ナトリウムは高ナトリウム血症をきたし、低ナトリウム血症はみられない。副腎皮質機能低下症(アジソン病)でみられる。 3:アシドーシスはみられず、カリウムの排泄促進による低カリウム血症を伴うアルカローシスがみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test