臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 全身性エリテマトーデスについて正しい記述はどれか(21回) 血清y-グロブリン値は低下する 末梢白血球数は減少する 補体価は高値となる HLA-B51が陽性である 前の問題 次の問題 解答:2 1.血清y-グロブリン値は低下する 2.末梢白血球数は減少する 3.補体価は高値となる 4.HLA-B51が陽性である 解説: 全身性エリテマトーデスは膠原病の一種で、全身の各種臓器の結合組織の慢性炎症性疾患であり、血中にLE細胞が出現し、2:末梢白血球数は減少するので正しい。 血小板減少、貧血もみられる。 1:血清γ-グロブリン値は、低下でなく上昇し、高γ―グロブリン血症を呈する。 3:補体価は低下するので、高値でなく低値となる。 4:HLAは、ヒト白血球抗原であり、免疫応答の重要な役割を担っている組織適合抗原である。HLA-B51は、全身性エリテマトーデスでは陽性ではない。ベーチェツト病で陽性になる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test