解説:
1:赤外線は、温熱効果は強いが、到達度が浅いので照射野の深部に金属があっても使用できる。
2:極超短波療法(microwavediathenny)は極超短波を熱エネルギーに変換して局所を温める方法である。到達度が深く、筋深層での発熱が大である。体内に埋め込まれたプレートや鍼などの金属を加熱する危険もある。生殖器や成長期の骨端部への照射なども禁忌とされている。
3:ホットパックはパックを約80℃に温めて乾布に包み、10~20分患部にあてる。熱傷に注意を要し、急性炎症局所や知覚低下のある部分には禁忌である。
4:アイスマッサージは寒冷療法のひとつで、低温媒体を局所または全身に適用し、直接的な温度低下あるいは冷刺激を治療に応用する。