東洋医学臨床論(全570問) ヤーガソンテスト陽性の痛みに対する罹患局所への施術部位で適切なのはどれか(12回) 肩関節前面 上腕後側 前頚部 後頚部 前の問題 次の問題 解答:1 1.肩関節前面 2.上腕後側 3.前頚部 4.後頚部 解説: ヤーガソンテストは、上腕二頭筋長頭腱腱鞘炎を見るための徒手検査法の一つである。 本法は、長頭腱が肘関節を回外しながら屈曲するといった機能解剖にもとづいて、患者さんに肘関節を回外しながら屈曲動作を行わせ、それに対して術者は回内しながら肘関節を伸展させるといった抵抗運動を加える。 結節間溝部に効率的に強いストレスを加えることによって、痛みの誘発を促す方法である。 なお、結節間溝部は、上腕前面上部から肩関節前面に位置する部位である。 したがって答えは、1:肩関節前面が正しい。 2:上腕後側、3:前頚部、4:後頚部は誤りである。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test