筋緊張が亢進し、痙縮をきたす疾患はどれか（３０回）

解説：

痙縮は上位運動ニューロン症候群の一徴候であり、腱反射亢進を伴った緊張性伸張反射の速度依存性増加を特徴とする運動障害である。脳血管障害(「1：脳梗塞」を含む)、脳性麻痺、頭部外傷、脊髄損傷などで発症する。

その他の選択肢は以下の通り。

• 「2：パーキンソン病」の特徴は振戦・固縮。
• 「3：ギランバレー症候群」「4：進行性筋ジストロフィーで」は筋力低下をきたす。