東洋医学臨床論(全570問) 膀胱湿熱による尿意切迫に対する治療で用いるべき背部兪穴の高さはどれか(30回) 第10胸椎棘突起下縁 第12胸椎棘突起下縁 第4腰椎棘突起下縁 第2後仙骨孔 前の問題 次の問題 解答:4 1.第10胸椎棘突起下縁 2.第12胸椎棘突起下縁 3.第4腰椎棘突起下縁 4.第2後仙骨孔 解説: 膀胱湿熱による尿意切迫に対する治療で用いるべき背部兪穴は「胃兪」である。 各選択肢の高さに存在する兪穴は以下の通り。 第10胸椎棘突起下縁⇒胆兪 第12胸椎棘突起下縁⇒胃兪 ←正解 第4腰椎棘突起下縁 ⇒大腸兪 第2後仙骨孔 ⇒膀胱兪 膀胱湿熱は裏証で実熱である。湿熱が膀胱に停滞し、小便短赤(尿が少なく、色が濃い)、尿が白く濁る、排尿痛、尿意切迫、発熱、舌紅などの症状が出る。膀胱炎、尿道炎などの感染性、炎症性疾患などが考えられるため、病院の受診を進めるべきである。 関連記事 ⇒『【イラスト付き】「背部経穴(督兪・膀胱兪)」と「腹部経穴」の横並びを覚えよう!!』 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 第30回あまし test