臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) パーキンソン病で振戦が最も起こりやすいのはどれか(30回) 字を書くとき じっとしているとき 何か物を取ろうとするとき からだの前で手を保持するとき 前の問題 次の問題 解答:2 1.字を書くとき 2.じっとしているとき 3.何か物を取ろうとするとき 4.からだの前で手を保持するとき 解説: パーキンソン病で生じる振戦は静止時振戦(=安静時振戦)ある。 静止時振戦とは「何もしていない時、筋肉が緩んだ時に出る振戦で、手を動かすとふるえ自体は止まるという振戦」を指す。 従って、設問の中では「2:じっとしているとき」が正解。 以下は企図振戦(何かを遂行する際に生じる振戦)で小脳失調などで生じる。 1:字を書くとき 3:何か物を取ろうとするとき 以下は姿勢時振戦と呼ばれる。 4:からだの前で手を保持するとき 代表的なものは生理的振戦、本態性振動戦である。アルコール多飲むでもみられることがある。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test