解説:
「4:インフォームド・コンセント」とは以下を指す。
「医師(あるいは医療従事者)と患者との十分な情報を得た上での合意」を意味する概念のこと。
医療従事者は「お任せください」と言って一方的に介入するのではなく、「介入の意図、メリットやリスク、その他の選択肢の提示」など必要な内容を提示し、患者の同意を得ながら、二人三脚で治療を進めていくことが基本となる。
医療の『3:パターナリズム』とは「患者の最善の利益の決定の権利と責任は医療従事者側にあり、患者は医療従事者に委ねればよいという考え方」を指す。
パターナリズムは「父親が子供に対するような態度」をさし、父権主義、親心主義とも訳される。
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