東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問)

次の文で示す症例について、問いに答えよ(31回)

「47 歳の女性。主訴は左顔面の麻痺。2 週間前に腹痛、下腿前面の痛みとともに発症。現在は下腿内側の重だるさ、軟便を伴う。」

 

発症から 4 か月後、口輪筋を収縮させると左の眼輪筋も収縮する病的共同運動が出現した。両筋に対して 30 mm のステンレス鍼で鍼通電療法を行う場合、最も適切なのはどれか。

  1. 20 号鍼を用いる
  2. 鍼体はすべて刺入する
  3. 周波数は 1 Hz とする
  4. 両筋が同期的リズムで収縮するように通電する