生理学(全297問) 骨格筋について正しい記述はどれか(19回) 心筋よりも活動電位の不応期が短い 横紋構造は認められない 収縮のエネルギーはADPの分解による 細胞外へのカルシウムイオン放出が収縮の引き金となる 前の問題 次の問題 解答:1 1.心筋よりも活動電位の不応期が短い 2.横紋構造は認められない 3.収縮のエネルギーはADPの分解による 4.細胞外へのカルシウムイオン放出が収縮の引き金となる 解説: 1:骨格筋の活動電位の絶対不応期は1~2ミリ秒であり、心筋の200~300ミリ秒より、かなり短い。 2:骨格筋には横紋構造が認められるので、横紋筋と呼ばれる。 3:筋肉収縮の際にも、弛緩の際にもATPの分解で生じるエネルギーが必要である。 4:興奮の到着を合図に、筋小胞体の終末槽に蓄えられたカルシウムイオンが筋細胞の細胞質に放出されると、カルシウムイオンがトロポニンに結合し、アクチンとミオシンの結合による筋肉の収縮が起こる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学 test