臨床医学各論(全470問) 帯状庖疹について正しい記述はどれか(18回) ウイルスは神経節に潜伏する 発症部位は下肢が多い 発症率は高齢になるに伴い低下する 抗ウイルス薬は無効である 前の問題 次の問題 解答:1 1.ウイルスは神経節に潜伏する 2.発症部位は下肢が多い 3.発症率は高齢になるに伴い低下する 4.抗ウイルス薬は無効である 解説: 帯状庖疹は、水庖性皮膚疾患の一種であり、へルペスウイルスの感染によって起こる。ウイルスは1:脊髄神経節、交感神経節、脳神経節(特に三叉神経の半月神経節)などに潜伏する。 2:発症部位は顔面の三叉神経領域や胸部の肋間神経領域に好発し、神経の支配領域の水疱形成と神経痛様疼痛や知覚過敏を訴える。下肢は少ない。 3:抵抗力が低下している者に発症し、発作率は高齢になるに伴い抵抗力が低下するので増加する。 4:ウイルス感染であるので抗ウイルス薬が有効であり、無効ではない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test