臨床医学各論(全470問) 感染症で正しいのはどれか(24回) 猩紅熱はウイルス感染症である マイコプラズマ肺炎は若年者に好発する ブドウ球菌感染症には耐性菌はない 細菌性赤痢の潜伏期は約2週間である 前の問題 次の問題 解答:2 1.猩紅熱はウイルス感染症である 2.マイコプラズマ肺炎は若年者に好発する 3.ブドウ球菌感染症には耐性菌はない 4.細菌性赤痢の潜伏期は約2週間である 解説: 1:猩紅熱は、A群β溶血性連鎖球菌(溶連菌)という細菌の感染によって発症する。 2:マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症であり、若年者に好発する。 3:ブドウ球菌とは、ブドウ球菌属に属するグラム陽性球菌である真正細菌の総称である。黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、腐性ブドウ球菌の3種は、ヒトに対する病原性を持つ。多剤耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は有名である。 4:細菌性赤痢は、赤痢菌が腸に感染することが原因で起こる感染症であり、潜伏期間は1~5日である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test