臨床医学各論(全470問) 接触性皮膚炎について誤っている記述はどれか(16回) 原因物質の接触部位に湿疹病変が認められる 発赤・腫脹が著しい 原因物質の除去で急性病変は治癒に向かう Ⅰ型アレルギー反応である 前の問題 次の問題 解答:4 1.原因物質の接触部位に湿疹病変が認められる 2.発赤・腫脹が著しい 3.原因物質の除去で急性病変は治癒に向かう 4.Ⅰ型アレルギー反応である 解説: 接触性皮膚炎は、外来性の物質の接触によって生ずる皮膚の炎症であり、1:原因物質の接触部位に湿疹病変が認められる。 2:原因物質の接触部位の発赤と浮臓による腫脹が著しく、かゆみを訴える。 3:洗い流しなどによる原因物質の除去で、急性病変は治癒に向かう。 4:Ⅰ型アレルギー反応はアトピー性皮膚炎、一部のじんま疹の発症機序と考えられているので誤り。接触性皮膚炎は原因物質そのものの皮膚障害性、あるいは免疫学的な感作によって起こる。 関連記事⇒『アレルギーの種類一覧(病理学)』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test