病理学(2:鍼灸版)(全154問) 粉じんが吸気と共に肺に侵入して引き起こされる疾患はどれか(17回) 珪肺症 肺胞蛋白症 肺塞栓症 気管支拡張症 前の問題 次の問題 解答:1 1.珪肺症 2.肺胞蛋白症 3.肺塞栓症 4.気管支拡張症 解説: 1:珪肺症は「結晶性遊離シリカ(二酸化珪素)の塵の吸入により発症し、結節性肺線維症を特徴とする疾患」である。 2・3・4は、いずれも粉塵との関連はない。 2:肺胞蛋白症は、肺胞腔内にリポ蛋白様物質が貯留する疾患で呼吸困難をきたし、また咳嗽を発症する。 3:肺塞栓症は、大循環系の塞栓が右心から肺動脈に流入して起こることが多い。 4:気管支拡張症は「気管支壁、気管支周囲組織の線維化により気管支が不可逆的に拡張を起こす疾患」である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test