病理学(2:鍼灸版)(全154問) 病原体と疾患との組合せで誤っているのはどれか(17回) ヘリコバクター・ピロリー胃炎 クロストリジウムー偽膜性腸炎 大腸菌―出血性大腸炎 クラミジアー帯状庖疹 前の問題 次の問題 解答:4 1.ヘリコバクター・ピロリー胃炎 2.クロストリジウムー偽膜性腸炎 3.大腸菌―出血性大腸炎 4.クラミジアー帯状庖疹 解説: ヘリコバクター・ピロリ菌は、慢性胃炎の病因として重要である。 クロストリジウムは、土壌中に常在するグラム陽性桿菌(嫌気性)で、その1つであるディフィシル菌は腸管粘膜に障害を起こし、重症では偽膜性大腸炎を発症する。 大腸菌は腸内に常在するグラム陰性桿菌で、その1つの腸管出血性大腸菌は、血便と腹痛を主症状とする出血性大腸炎の原因となる。 クラミジアはウイルスと細菌との中間の大きさで、トラコーマ、オウム病、鼡径リンパ肉芽腫などの原因となる。 一方、帯状庖疹は、神経節に潜伏する水痘・帯状庖疹ウイルス感染である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test