臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 潜伏期が最も短い食中毒の原因菌はどれか(18回) ブドウ球菌 腸炎ビブリオ サルモネラ属 ボツリヌス菌 前の問題 次の問題 解答:1 1.ブドウ球菌 2.腸炎ビブリオ 3.サルモネラ属 4.ボツリヌス菌 解説: 1:黄色ブドウ球菌による中毒は、皮膚常在菌が食物の表面に付着してから増殖し、毒素を産生する。耐熱性がある。潜伏期は短く、3~6時間程度である。 2:腸炎ビブリオは主に海水中に生息する細菌で、汚染された魚介類を生食することで食中毒を引き起こす。潜伏期は、6~12時間程度である。 3:サルモネラ菌は広く自然界に生息しており、動物からも検出される。熱に弱く、潜伏期は8~48時間、平均24時間程度といわれる。 4:ボツリヌス菌は土壌中に生息する菌で、缶詰、瓶詰め、真空パック詰めなどの酸素のない食物中で増殖し、芽胞は熱に強い。潜伏期は6~36時間程度といわれている。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test