臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 特発性三叉神経痛で正しい記述はどれか(17回) 若年者に多い 一日中シクシク痛む 疼痛を誘発する部位がある 内服薬は無効である 前の問題 次の問題 解答:3 1.若年者に多い 2.一日中シクシク痛む 3.疼痛を誘発する部位がある 4.内服薬は無効である 解説: 1:三叉神経痛は、特発性と続発性(症候性)がある。特発性は明らかな原因が不明なものであるが、近年、神経が脳幹から出た直後の部分の三叉神経根部への主に動脈硬化を起こした脳血管や腫瘍による圧迫が原因であることが多いことがわかってきた。50代以上に多く、若年者には少ない。 2:痛みの特徴は、焼けつくような、えぐられるような痛み(電撃様疼痛)が数秒から数十秒の短時間続く発作が何度も繰り返して発生する。一日中シクシク痛むような痛み方ではない。 3:疼痛を誘発する部位があり、顔面皮膚、口腔粘膜などの刺激で発作性疼痛が生じる。 4:治療は、内服薬として抗痙攣剤などが使われる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test