臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 糖尿病患者に合併しやすいのはどれか(17回) 結膜出血 甲状腺肥大 下肢の知覚麻痺 アキレス腱反射亢進 前の問題 次の問題 解答:3 1.結膜出血 2.甲状腺肥大 3.下肢の知覚麻痺 4.アキレス腱反射亢進 解説: 糖尿病では、3大合併症の1つとして末梢神経障害が起こりやすいので、3:下肢の知覚鈍麻は合併しやすい。 その他の選択肢は以下になる。 1:結膜出血は、急激な血圧上昇や打撲で起こるが、糖尿病に合併しやすくはない。 2:甲状腺肥大は、バセドウ病、橋本病(慢性リンパ球性甲状腺炎)、単純性びまん性甲状腺腫、その他の甲状腺疾患でみられる。糖尿病には合併しない。 4:腱反射(深部反射)の亢進は錐体路障害(中枢性麻痺)の際にみられる。糖尿病の神経障害は末梢神経障害であって、中枢神経障害ではないので、アキレス腱反射亢進は合併しない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test