臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 下部腰椎椎間板ヘルニアで認めにくい記述はどれか(13回) 坐骨神経痛を伴う ギックリ腰ではじまる 大腿内側の知覚障害を認める 髄核は後側方に脱出する 前の問題 次の問題 解答:3 1.坐骨神経痛を伴う 2.ギックリ腰ではじまる 3.大腿内側の知覚障害を認める 4.髄核は後側方に脱出する 解説: 椎間板ヘルニアは、4:髄核が後側方あるいは後方に脱出し、後縦靭帯や椎間板線維輪外層が圧迫されて腰痛を生じたり、脊柱管内や椎間孔に脱出すると、馬尾あるいは神経根を圧迫して下肢痛を生じるものである。 2:ギックリ腰ではじまることが多い。 下部腰椎椎間板ヘルニアでは坐骨神経を構成する第4.5腰神経や第1仙骨神経が刺激されて、1:坐骨神経痛を伴うことが多い。 3:大腿内側の知覚は閉鎖神経(第2-4腰神経)であり、上部腰椎椎間板ヘルニアで知覚障害が出現する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test