臨床医学各論(2:鍼灸版)(全493問) 疾患と症状との組合せで正しいのはどれか(12回) ヒステリー-自殺念慮 躁うつ病一過呼吸発作 不安神経症一感情の高揚 統合失調症一自我障害 前の問題 次の問題 解答:4 1.ヒステリー-自殺念慮 2.躁うつ病一過呼吸発作 3.不安神経症一感情の高揚 4.統合失調症一自我障害 解説: 1:ヒステリーでは、ヒステリー球、感情障害、身体症状、幻想、幻聴を伴う興奮状態、その他種々の症状が見られるが、自殺念慮はみられない。自殺念慮はうつ病でみられる。 2:躁うつ病では、気分が高揚し行動が活発になる躁状態と、気分や行動が抑制されるうつ状態が交互にあらわれる。過呼吸発作はみられない。 3:不安神経症は、対象が漠然とした過度の不安感を主な症状とした神経症の1つである。不安が身体的なものに集中し、心臓神経症や胃腸神経症をきたしたり、過呼吸症候群をきたす場合がある。感情の高揚はみられない。 4:統合失調症では、意思・欲望、感情、思考、知覚の障害および自我意識の障害などがみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test