臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 心身症の特徴として適切でない記述はどれか(13回) させられ体験がある 不安感を伴う 愁訴が多い 心理的要因に影響される 前の問題 次の問題 解答:1 1.させられ体験がある 2.不安感を伴う 3.愁訴が多い 4.心理的要因に影響される 解説: 1:心身症は心理的、精神的因子が身体的異常(疾患)の発生に関与しているものであり、自律神経や内臓諸器官の生理的異常などは認められるが、組織的病変は認められない。 させられ体験(作為体験)は、統合失調症でみられ、自我意識の障害により自分以外の外部(神様など)から行為をさせられていると感じたり、考えが吹き込まれている(思考吹入)、あるいは自分の考えが抜き取られてしまう(思考奪取)と感じるものであるが心身症ではみられない。 2:心身症では不安感を伴うことがある。 3:上述のように心身症では愁訴が多い。 4:心身症は心理的要因、情緒的要因に影響される。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test