東洋医学臨床論(全570問) 次の文で示す患者の病態に対し、罹患局所への施術部位として適切なのはどれか(15回) 「60歳の男性。3か月前から間欠跛行が出現。ケンプ徴候陽性。足背動脈および後脛骨動脈の拍動は触知可能。」 腰部 腹部 大腿部 下腿部 前の問題 次の問題 解答:1 1.腰部 2.腹部 3.大腿部 4.下腿部 解説: ケンプ徴候(腰椎を後側屈させた際に下肢への放散痛を伴い発現する腰痛は、椎間孔が狭窄し神経根が圧迫されやすくなっている病態を示唆する)陽性ということから、腰部脊柱管狭窄を疑わせる所見である。さらに足背動脈及び後脛骨動脈の拍動は触知できることから血管閉塞は除外されている。 したがって施術部位として、腰部の脊柱ということになる。1:腰部が答えである。 2:腹部、3:大腿部、4:下腿部は誤り。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test