解説:
- 灰白質とは「神経細胞の細胞体の集まっている部分」である。
- 白質 とは「軸索突起(神経線維)が集ている部分」である。
※大脳において、灰白質は大脳皮質や神経核に多く存在する。
2:視床(間脳)は、この灰白質(神経細胞)の塊であるとされている。
間脳は視床と視床下部の2つに区分されている。
視床は全ての感覚(嗅覚を除く)伝導路の中継核をなす。また、意識の調節なども司っている。
一方、視床下部は自律作用の最高中枢と呼ばれている。
1:内方は「尾状核・レンズ核・視床に囲まれた部位」であり、「大脳髄質(白質)の投射線維」が集中している。
3:大脳脚は中脳にあり、「内包に続く白質で錐体路などの伝導路の束」よりなる。
4:脳梁は大脳髄質(白質)の交連線維で、左右の大脳半球を結ぶ横走線維束である。