東洋医学臨床論(全570問) 月経術を伴う疾患で、最も施術の適応となるのはどれか(16回) 子宮内膜症 原発性月経困難症 卵巣嚢腫 子宮筋腫 前の問題 次の問題 解答:2 1.子宮内膜症 2.原発性月経困難症 3.卵巣嚢腫 4.子宮筋腫 解説: 一般的に機能性か器質性かを考慮する必要があり、機能性疾患が適応と考えられる。 1は、子宮内膜やそれに似た組織が、本来あるべき部位(子宮の内側)以外の部位に発生して増殖する病気で、器質的な病変であり、適応とはいえない。2は、原発性または機能性月経困難症ともいわれ、月経困難症の大半を占めているものであるこれは、病気などの身体的な原因が存在しないのにもかかわらず症状が出るタイプであり、最も施術の適応する疾患といえる。3は、卵巣に嚢胞状の腫瘤:液状成分が溜まって腫れている状態で、施術の適応とはいえない。4は、子宮の筋層の中にできた良性の腫瘍であり、適応とはいえない。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test