東洋医学臨床論(全570問)
肩甲間部のこりを訴える患者に対し、施術対象となる罹患筋はどれか(20回)
解答:4
- 1.大円筋
- 2.肩甲挙筋
- 3.広背筋
- 4.大菱形筋
解説:
肩甲間部のこりと関連する筋肉を問う設問である。
- 「1:大円筋」は肩甲骨下方から起こって上腕骨前上方に付着する筋であり、関連がない。
- 「2:肩甲挙筋」は肩甲骨の上角から起こってC1~C4の横突起の後結節に付着する筋であり、関連がない。
- 「3:広背筋」はTh6~L5棘突起まで広く起こって上腕骨小結節稜に付着する筋であり、関連がない。
- 「4:大菱形筋」はTh1~Th5から起こり肩甲骨内縁に付着する筋であり、肩甲間部に位置し、これが答え。