次の文で示す症例について下記の問いに答えよ（１８回）

解説：

設問から、潰瘍によって出現する圧痛点を指圧治療するのが目的となる。

• 「１：ワレーの圧痛点(Valleix’s  points)」は、末梢神経痛の際に発現するものであり、関連しない。
• 「2：ランツの圧痛点」は、虫垂炎の時に出現する圧痛点であり、関連しない。左上前腸骨棘と右上前腸骨棘を結ぶ線を3等分し､右から1/3のところにある。
• 「3：ボアスの圧痛点」は、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の圧痛点で、第10-12胸椎の左側に出現するものであり、これが答えである。
• 「４：マックバーネーの圧痛点」は、虫垂炎の診断に重要であり、右下腹部(右上前腸骨棘と臍を結ぶ線を3等分し、右から1/3の点)にある｡胃潰瘍とは関連しない。