解説:
1:ミトコンドリアは細胞内に多数存在し、細胞内呼吸に関与する。酸素を消費して糖質、蛋白質、脂質を酸化し、多量のATPを合成する。
2:細胞膜は細胞内と細胞外との間の物質移動や、膜電位の発生に重要な働きを持つ。細胞膜には半透性の性質があり、水は通すが大きな分子は通しにくく、またイオンに対しては選択的な透過性をもつ。
3:ゴルジ装置は粗面小胞体からでるタンパク質性の分泌物を受け取って渡縮する働きと、細胞外に排出する働きをもつ。
4:リソソームは物質を分解する酵素を含む小胞で、膜でおおわれている。
細胞内小器官
|
働き
|
ミトコンドリア
|
ATPの合成
|
粗面小胞体
滑面小胞体
|
リボソームを有し、タンパク質合成
筋でCaイオン濃度調節、肝臓でグリコーゲンの合成・分解
|
ゴルジ装置
|
分泌物の濃縮
|
リソソーム
|
不要物質の加水分解
|