経絡経穴概論(2:鍼灸版)(全320問) 取穴法で誤っている記述はどれか(17回) 上星は顖会と前髪際との中間に取る 顱息は乳様突起底の後部陥中に取る 承霊は正営と脳空との中間に取る 聴宮は下顎骨関節突起の後縁に取る 前の問題 次の問題 解答:2 1.上星は顖会と前髪際との中間に取る 2.顱息は乳様突起底の後部陥中に取る 3.承霊は正営と脳空との中間に取る 4.聴宮は下顎骨関節突起の後縁に取る 解説: 取穴法で誤っている記述は、「2:顱息は乳様突起底の後部陥中に取る」である。 顱息は「手の少陽三焦経」に属し、「乳様突起底の前側骨間中」である。 「乳様突起底の後上部陥中」は足の少陽胆経の頭竅陰が該当する。 また、東洋療法学校協会の教科書「経絡経穴概論」には、顱息は「角孫と翳風の間を3等分し、角孫から下1/3の陥凹部」であり、設問の「乳様突起底の後部陥中」との表現は今まで使用されていない。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 経絡経穴概論(2:鍼灸版) test