抗体について誤っているのはどれか(１３回)

解説：

特定の抗原に対する特異的反応を免疫反応と呼び、抗体を介する免疫反応を体液性免疫と呼ぶ。

体液性免疫ではリンパ球のうちB細胞が主役を演じ、特定の抗原が生体内に侵入すると、B細胞は分裂増殖して、形質細胞や記憶細胞へ分化し、免疫抗体であるγ－グロブリンを産生する。

記憶細胞の寿命は長く、再び生体内に侵入した抗原を認識でき、初回に比べてはるかに素早く、かつ大量の抗体産生が可能となる。