東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 頚肩腕痛を伴う痹証で、脾胃の運化機能の改善と湿の除去を治療方針とするのはどれか(16回) 行痹 痛痹 着痹 熱痹 前の問題 次の問題 解答:3 1.行痹 2.痛痹 3.着痹 4.熱痹 解説: 痹証の東洋医学的な病態との関連を問う設問である。 「1:行痹」は、風邪によるもので、愁訴が移動する(めぐる)のが特徴であり、湿とは関連しない。 「2:痛痹」は、寒邪によって気血が鬱滞して強い痛みを訴えるものであり、湿とは関連していない。 「3:着痹」は、湿邪によって気血の運行が阻害され、重だるい感覚を伴うものを指し、これが答えである。 「4:熱痹」は、痹証が熱に転化して、熱証を呈する状態を指し、誤りである。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test