解説:
二次予防は早期発兇・早期治療で、1が該当する。
2は感受性宿主への抵抗性の付与による病気発生の予防であり、一次予防。
3は疾病による生活能力の低下に対する支援であり、三次予防。
4:緩和ケアとは「生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題に関して、きちんとした評価を行い、それが障害とならないように予防したり対処することでQOLを改善するアプローチである」とWHOで定義されており、一~三次予防のいずれでもない。進行がんや末期がん患者に対して行われる苦痛の緩和や心のケアなどは、近年、三次予防以降の四次予防と呼ばれることもある。
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