臨床医学各論(全470問) 鉄欠乏性貧血について正しいのはどれか(27回) 男性に多い スプーン状爪がみられる 大球性貧血となる 血清フェリチンは増加する 前の問題 次の問題 解答:2 1.男性に多い 2.スプーン状爪がみられる 3.大球性貧血となる 4.血清フェリチンは増加する 解説: 鉄欠乏性貧血とは、体内の鉄が不足して起こる貧血である。 原因としては、食物からの摂取不足、鉄需要の増加、鉄排出の増加が挙げられ、女性に多い。 一般的症状としては、動悸、息切れ、頻脈、疲労感、めまい、立ちくらみ、頭痛、顔面蒼白などがみられる。 他確的には、2:スプーン状爪が特徴である。血液検査では、赤血球数、ヘモグロビン量、1:フェチン値の低下を示す。 また、貧血は赤血球の大きさなどにより、小球性低色素性、正球性正色素性、3:大球性正色素性に分けられ、鉄欠乏性貧血は、小球性低色素性に属する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test