皆はGW最終日だと思いますが、私は今日から学校でした。
で、今日は医療概論と心理学の授業。
心理学はストレスや、ストレスに対する各々の反応・行動についてのお話でした。
ストレスって、例えば「学校の授業がストレスだ。おかげで食欲不振に陥った」なんてケースの場合、、心理学的には以下が正しいです。
- 学校の授業⇒ストレス刺激
- 食欲不振 ⇒ストレス反応
ストレス刺激「学校の授業」は同じでも、皆おなじストレス反応(食欲不振)が生じるわけではない。
ストレス反応として動悸が起こることもあれば、抑うつ気分が生じる場合もある。
もっというと、「ストレス反応が起こる人」と「ほとんどストレス反応が起こらない人」がいる。
つまりストレス耐性がある人、無い人など千差万別なんですよね。
※ストレス刺激として「学校」ではなく「バイト先で叱られた」などが、もっと分かりやすいかも。
※叱られたことをずっと引きずる人、最悪ダメージが多すぎて辞める人もいるかもしれない。一方で、叱られてもケロッとしている人もいる。
※「叱られる」という量・質ともに同様な刺激でも、受け取る側によって反応の大小・種類は違うんですよね。
でもって先生は、「神経質」などの性質は、遺伝で決る要素が大きいと話します。
環境が性格に影響するって話もありますよね。
虐待された子供は、大人になって自分の子供にも虐待するみたいな。
ですが、やっぱり「性格は、遺伝の要素がやっぱり大きい」っていうのが最近の流れです。
そして、
「性格は環境によって変わる。なので、今からでも性格を変えよう」
ではなく、
「性格は変えれない。なので、自分の性格を熟知して、その性格が活かせる道を模索しよう」
っていうのが正解のようです。
例えば、営業が苦手な人が「営業ができるような外交的な能力を身に着ける」ではなく、「もっと自分の得意な分野で勝負する」というのが正解って感じ。
そうはいってもストレス耐性があるに越したことはありません。
コップに水が半分残っていたとします。
皆さんは、上記の水を「まだ半分も残っている」と解釈しますか?
それとも「もう半分しか残っていない」と解釈しますか?
どちらの解釈も正しいです。
正しいのですが、極端な認知バイアスがあれば(性格は直せなくとも)メタ認知により修正は可能です。
非適応認知を持っているなら適宜修正できれば良いですね。。