実家へ帰省した際、母親に「肩もみ」をしました。
色々と検証してみると、以下などが知れて楽しかったです。
- 同じ「有名なツボ」でも効果的な場合、そうでもない場合がある。
- ツボの無い部位でも、トリガーポイントは生じる。
目次
同じ「ツボ」でも効果的な場合、そうでない場合がある
母親にも効果的だった有名なツボは以下です。
- 肩井
- 天宗
- 肩外兪
一方で、効果が薄かったのは以下です。
- 肩中兪
- 膏肓
学校で肩もみすると、膏肓は人気があったのですが、母親には効果が無かったし、筋硬結も見当たらなかった。
当たり前ですが、ヒトの体は千差万別、凝るポイントも各々異なるってことですね。
ツボの無い部位でも、トリガーポイントは生じる
母親は「肩甲棘の上縁」が内~中くらいまで凝り固まっていて刺激すると気持ちが良かったようです。
いわゆる「棘上筋」の一部なのですが、棘上筋の中でも「上縁にへばり付いている部位だけ」が凝るらしい。
また、刺激の入れ方も「頭側から尾側へ向かっての垂直圧」よりも「肩甲棘上縁へへばり付いている筋を母指で横断するように動かす」のほうが気持ち良さが全く異なったとのこと。
あとは、肩甲骨外側縁の若干内側のライン(肩甲骨外側縁のラインではない)。
恐らく棘下筋停止部の「肩甲骨外側縁付近に付着しているライン」だと思われます。
ここ(肩甲骨外側縁と平行となる停止部のライン)を横断するように軽く母指でマッサージをするだけで、このラインにおける全ての部位において「びりびりする様な刺激」を感じたとのこと。
調べてみみましたが、やはりツボらしきものはなく「棘下筋停止部」の一部なだけでした。
ですが、確かにバンド状の硬結が存在する。
こういうのも調べながら肩もみするのも楽しいですね。