解説:
鍼の深刺により気胸発生の危険性が最も高いのは、2:血会である。
血会は、膈兪で第7胸椎棘突起下縁と同じ高さで、後正中線の外方1寸5分。
1:臓会は章門で、第11肋骨端下縁。
4:心の募穴は巨闕で、前正中線上、臍中央の上方6寸。
3:肺の募穴は中府で、第1肋間と同じ高さ、前正中線の外方6寸。
八会穴は腑・臓・髄・血・骨・脈・気のそれぞれの気が集まる部位で、以下の様に応用される。
- 腑の病→腑会(中脘)に取る
- 臓の病→臓会(章門)に取る
- 筋の病→筋会(陽陵泉)に取る
- 髄の病→髄会(懸鍾)に取る
- 血の病→血会(膈兪)に取る
- 骨の病→骨会(大杼)に取る
- 脈の病→脈会(太淵)に取る
- 気の病→気会(膻中)に取る