医療概論(2:鍼灸版)(全60問) 施術者の倫理について正しいのはどれか(26回) 業務上知り得た患者の秘密は研究目的であっても漏らしてはならない 「ヒポクラテスの誓い」は現代には通用しない 収益向上のためにはQOLは考えなくてもよい 「患者の権利宣言」は日本には適用されない 前の問題 次の問題 解答:1 1.業務上知り得た患者の秘密は研究目的であっても漏らしてはならない 2.「ヒポクラテスの誓い」は現代には通用しない 3.収益向上のためにはQOLは考えなくてもよい 4.「患者の権利宣言」は日本には適用されない 解説: 患者の秘密(情報)については、個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)、医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針などにより保護されている。 「ヒポクラテスの誓い」は古代ギリシアで成立した、医師の職業的倫理を明文化した宣誓文とされ、その内容の一部は現在でも通用する内容となっている。 現在の医療ではQOL(生活の質)は非常に重要視される概念で、収益向上よりも優先される。 日本独自のものはないが、「患者の権利宣言」を日本医師会などが採択している。 ここに含まれるインフオームド・コンセントの概念や守秘炎務についてはそれぞれ努力義務や規定が存在する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 医療概論(2:鍼灸版) test