解剖学(2:鍼灸版)(全322問) 心臓について正しいのはどれか(24回) 心内膜と心外膜の間が心膜腔である プルキンエ線維は線維三角を貫く 乳頭筋の収縮で房室弁が開く 冠状静脈洞は右心房に開口する 前の問題 次の問題 解答:4 1.心内膜と心外膜の間が心膜腔である 2.プルキンエ線維は線維三角を貫く 3.乳頭筋の収縮で房室弁が開く 4.冠状静脈洞は右心房に開口する 解説: 4:冠状静脈は、冠状動脈から静脈血を集める。心臓後壁の冠状溝の中を斜めに走り、右心房に開口する。この開口部が冠状静脈洞である。 1:心内膜は心内腔と心筋の間にある膜で、心房や心室の内側面を覆う。一方、心膜腔は心臓の外側面にあって、臓側心膜と壁側心膜の間の腔を指す。 2:線維三角は房室弁の結節で、僧帽弁と三尖弁の間に位置する。プルキンエ線維はヒス束から始まって心室中隔を走行するため、プルキンエ線維は線維三角を貫かない。 3:乳頭筋は腱索を介して房室弁を引っ張り、心室の収縮時に房室弁が心房内に侵入するのを防ぐ。房室弁が開くのは心室が弛緩するときで、心房と心室の圧力差によって弁が開く。 「動脈弁・房室弁の位置」と「冠状動脈の位置」この記事では、「動脈弁・房室弁の位置」と「冠状動脈の位置」について記載している。冠状動脈について冠状動脈は、上行大動脈から分岐する唯一の動脈である(ちなみに大動 ...2022/02/092022/02/07 前の問題 次の問題 基礎科目 - 解剖学(2:鍼灸版) test