解剖学(2:鍼灸版)(全322問) 下肢の動脈と伴行する神経の組合せで正しいのはどれか(25回) 大腿動脈一閉鎖神経 膝窩動脈一伏在神経 腓骨動脈一脛骨神経 足背動脈一深腓骨神経 前の問題 次の問題 解答:4 1.大腿動脈一閉鎖神経 2.膝窩動脈一伏在神経 3.腓骨動脈一脛骨神経 4.足背動脈一深腓骨神経 解説: 4:足背動脈は前脛骨動脈の枝で、舟状骨と楔状骨の部分で体表から拍動を触知できる。この部分で深腓骨神経と伴行する。深腓骨神経は総腓骨神経の枝で、下腿前部の深部を下行し、前脛骨筋や長指伸筋などを支配する。その後、皮枝となって、母指と第2指の皮膚に分布する。 1:大腿動脈は大腿三角で大腿神経と伴行し、内転筋管へ向かう。一方、閉鎖神経は閉鎖管を通る。 2:膝窩動脈は、膝窩の中で脛骨神経と伴行する。伏在神経は大腿神経の皮枝で、内転筋管に向かった後に表層に出て、下腿内側と足部内側の皮膚に分布する。 3:腓骨動脈は後脛骨動脈の枝で、腓骨の内側縁に向かって走行する。下腿では、後脛骨動脈が脛骨神経と伴行する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 解剖学(2:鍼灸版) test