解剖学(2:鍼灸版)(全322問) 鼻腔について正しいのはどれか(24回) キーゼルバッハ部位は鼻腔の外側壁にある 鼻前庭は単層円柱上皮で覆われる 蝶形骨洞は中鼻道に開口する 嗅上皮は総鼻道の上部にある 前の問題 次の問題 解答:4 1.キーゼルバッハ部位は鼻腔の外側壁にある 2.鼻前庭は単層円柱上皮で覆われる 3.蝶形骨洞は中鼻道に開口する 4.嗅上皮は総鼻道の上部にある 解説: 4:嗅上皮(嗅粘膜)はにおいを知覚する嗅細胞が並ぶ上皮で、鼻腔の天井に存在する。 ※ただし「嗅上皮は上鼻道の上壁にある」とする書籍もみられる。 その他の選択肢は以下の通り。 1:キーゼルバッハ部位は損傷すると鼻出血が生じる。この部位は鼻中隔の前下部にあり、鼻腔の内側壁に当たる。関連記事⇒『鼻腔について正しいのはどれか(27回)』『鼻腔について正しいのはどれか(31回)』 2:鼻前庭は前鼻孔から約2cmの部分で、鼻毛が生える。皮膚が覆っているため、上皮は重層扁平上皮となる。 3:蝶形骨洞と後部篩骨蜂巣は上鼻道に開口する。前頭洞、上顎洞、前部篩骨蜂巣は中鼻道に開く。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 解剖学(2:鍼灸版) test