解剖学(2:鍼灸版)(全322問) 下垂体について正しいのはどれか(24回) 第4脳室底部に突出する 腺性下垂体は前方に位置する 神経性下垂体は咽頭に由来する 下垂体ホルモンは下垂体門脈系により標 的器官に達する 前の問題 次の問題 解答:2 1.第4脳室底部に突出する 2.腺性下垂体は前方に位置する 3.神経性下垂体は咽頭に由来する 4.下垂体ホルモンは下垂体門脈系により標 的器官に達する 解説: 下垂体はトルコ鞍の下垂体窩に納まり、前葉と中葉、後葉に分かれる。 このうち前葉と中葉は口蓋の腺上皮に由来しており、腺性下垂体と呼ばれる。 前葉は6種のホルモンを分泌し、下垂体門脈を介して標的器官にホルモンを運搬する。 一方、後葉は脳の神経組織が突出して作られており、神経性下垂体と呼ばれる。 2種のホルモンを放出するが、その運搬に下垂体門脈はかかわらない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 解剖学(2:鍼灸版) test