生理学(2:鍼灸版)(全287問) 筋について正しいのはどれか(26回) 平滑筋は横紋構造をもつ 心筋の収縮は常に強縮である 心筋細胞の興奮は絶縁性に伝導する 胃の平滑筋にはギャップ結合がある 前の問題 次の問題 解答:4 1.平滑筋は横紋構造をもつ 2.心筋の収縮は常に強縮である 3.心筋細胞の興奮は絶縁性に伝導する 4.胃の平滑筋にはギャップ結合がある 解説: 1:骨格筋や心筋は、太いフィラメントと細いフィラメントが規則正しく配列しているため、縞模様(横紋)が顕微鏡下で観察できる。平滑筋ではそれらが規則正しく並んでいないため、横紋がみられない。 2:心筋は、収縮過程(収縮から弛緩までの過程)よりも活動電位の持続時間が長いため、常に単収縮である。 3:心筋細胞にはギャップ結合があるため、細胞間で電流が流れやすく、電気的に結合していて、一つの細胞で生じた興蒋は細胞から細胞に伝わる。 4:胃腸管、膀胱、尿管、子宮などの平滑筋にも、ところどころで細胞間にギャップ結合があり、電気的に結合している。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test