臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) デュシェンヌ型筋ジストロフィ一について正しいのはどれか(22回) 女性に多い 関節の拘縮のため踵足になる ガワーズ徴候がみられる 血清CK値は正常である 前の問題 次の問題 解答:3 1.女性に多い 2.関節の拘縮のため踵足になる 3.ガワーズ徴候がみられる 4.血清CK値は正常である 解説: 3:デュシェンヌ型筋ジストロフィーは、遺伝性に筋肉が進行性に変性をきたす進行性筋ジストロフィーの大部分を占める疾患である。 四肢の骨格筋の萎縮は近位から遠位に進行する。 下肢帯筋、次いで肩甲帯筋の筋力低下をきたし、歩行が遅く、不安定で転びやすくなり、また、立ち上がるときに、床、膝、大腿と手をおいて立ち上がる登攀性起立、すなわちガワーズ徴候がみられる。 1:2~5歳頃の男児に発症し急速に進行する。女性に多いのではない。 2:関節の拘縮のため尖足や脊柱側弯症をきたす。尖足であり、踵足ではない。 4:尿中クレアチニン値の上昇と共に、血浦クレアチニンキナーゼCK)値の上昇がみられる。ゆえに、血清CK値は正常ではない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test