臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) フローマン徴候がみられるのはどれか(21回) 正中神経麻痺 腋窩神経麻痺 橈骨神経麻痺 尺骨神経麻痺 前の問題 次の問題 解答:4 1.正中神経麻痺 2.腋窩神経麻痺 3.橈骨神経麻痺 4.尺骨神経麻痺 解説: フローマン徴候とは、左右の母指と示指の間に厚紙などを挟んで保持して左右に引っ張るようにさせたときに、麻痺側の母指が内転筋の麻痺により内転できないために紙を挟んで保持できず、正中神経支配の屈筋の働きによって母指を屈曲して保持しようとする現象であり、4:尺骨神経麻痺においてみられる。 その他の選択肢は以下の通り。 1:正中神経麻痺では猿手がみられる。 2:腋窩神経麻痺では肩関節挙上困難となる。 3:橈骨神経麻痺では下垂手(下垂手)がみられる。 各テストの詳細は以下を参照。 関連記事⇒『【まとめ】徒手整形外科的テストを整理しよう』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test