臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 大動脈弁狭窄症でみられるのはどれか(20回) 収縮中期のクリック音 オープニングスナップ 遅脈 大脈 前の問題 次の問題 解答:3 1.収縮中期のクリック音 2.オープニングスナップ 3.遅脈 4.大脈 解説: 大動脈弁狭窄症では、リウマチ熱などによる大動脈弁の弁尖の肥厚、融合、石灰化などによって狭窄し、左室から大動脈への血液の駆出が障害されて減少しており、3:遅脈がみられる。 1:収縮中期のクリック音とは、僧帽弁閉鎖不全症でみられる僧帽弁の弁尖が左房側に逸脱した際に生じる高調な過剰心音であり、 2:オープニングスナップとは、僧帽弁狭窄症でみられるパチッという僧弁開放音であり、 4:大脈は、大動脈弁閉鎖不全症、動脈管開存、動脈硬化などでみられる脈拍の大きなものであり、 いずれも大動脈弁狭窄症ではみられない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test