臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 全身性硬化症(強皮症)でみられるのはとれか(22回) 出血傾向 ブドウ膜炎 肺線維症 リンパ節腫脹 前の問題 次の問題 解答:3 1.出血傾向 2.ブドウ膜炎 3.肺線維症 4.リンパ節腫脹 解説: 3:全身性進行性硬化症は、強皮症とも呼ばれていた原因不明の慢性疾患であり、血管障害(血管病変)と線維芽細胞の活性化(硬化性病変)が関与しており、皮膚、関節、内部臓器の血管異常およびびまん性線維症、変性変化などがみられる。 さまざまな組織の線維化が起こるので、肺線維症もみられる。 1:出血傾向はみられず、紫斑病、血友病、再生不良性貧血などでみられる。 2:ブドウ膜炎はみられない。ブドウ膜炎にはベーチェット病、強直性脊椎炎、潰瘍性大腸炎などでの非肉芽腫性と、原田病、サルコイドーシス、結核などでの肉芽腫性がある。 4:リンパ節腫脹はみられず、種々の感染症でみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test