臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 変形性関節症のエックス線所見でないのはどれか(24回) 関節裂隙の狭小化 骨棘の形成 骨嚢胞の形成 骨萎縮 前の問題 次の問題 解答:4 1.関節裂隙の狭小化 2.骨棘の形成 3.骨嚢胞の形成 4.骨萎縮 解説: 変形性関節症は、その進行度により異なるが、一般的にはエックス線により、以下などを認める。 1:関節裂隙の狭小化 軟骨下骨の骨密度が増加(骨硬化像) 2:(関節辺縁部に)骨棘の形成 3:骨嚢胞 「4:骨萎縮」は「既に形成された骨組織の骨量の減少状態」をいう。 原因別には、圧迫性骨萎縮、廃用性骨萎縮、老人性骨萎縮、神経性骨萎縮、ズーデック骨萎縮に分類される。 ※変形性関節症において特異的な所見ではないないため、これが「4:骨萎縮」が誤り。 関連問題 ⇒『変形性関節症の単純エックス線所見で正しいのはどれか(30回)』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test